自毛植毛施術から10年後も生え続ける?寿命を伸ばす方法もレクチャー

2023.04.25

2023.03.29

コラム

「自毛植毛をした髪の寿命はどれくらい?」

「自毛植毛は10年後でも効果が持続するの?」

植毛してから10年後もしっかり生え続けるのか、と心配されている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、治療後の髪の状態と寿命、そして髪の毛の寿命を延ばす方法をレクチャーします。治療後の将来が不安な方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事で紹介しているサービスは校正医師とは関係ありません。

自毛植毛の治療から10年後も健全な状態にできる

結論、自毛植毛は10年後も健全な状態で生え続けます。というのも、後頭部や側頭部の健康な髪の毛を皮膚組織ごと採取して移植するため、生着後は正常のヘアサイクルとなるからです。

移植した髪の毛は、一時脱毛と呼ばれる現象で1〜3ヶ月後に一時的に抜け落ちます。

しかし、脱落後は新しい髪の毛が生成され、通常のヘアサイクルに戻りますので安心してください。

そもそも健全な髪の毛の寿命はどれくらい?

それでは、健全な髪の毛の寿命について解説していきます。

健康な髪の寿命は2年〜6年

健康な髪の寿命は、2年〜6年程度と言われています。

髪の毛には大きく「成長期」「退行期」「休止期」からなる3つのヘアサイクルがあります。

ヘアサイクル成長段階寿命
成長期髪の成長段階2〜6年程度
退行期毛根の働きが弱まる段階2週間程度
休止期成長が止まり、新たな毛髪の生成準備段階3ヶ月程度

このようなヘアサイクルを経て髪の毛は生え変わるため、10年後でも健全な状態を維持できるのです。

自毛植毛の寿命は同じ

自毛植毛は、健康な髪の毛を植え付けるため、植毛した髪の寿命は健康な毛髪と同じ2〜6年程度といわれています。

植毛した髪も同様に、成長期と退行期、休止期を繰り返し、ヘアサイクルが終わると自然に抜け落ちます。

また専門医による適切なアフターケアで頭皮環境を整えることで、自毛植毛した髪の寿命をさらに延ばせるでしょう。

AGAの発症中でも大丈夫?

自毛植毛で移植された髪の毛は、AGAの影響をほとんど受けません。というのも、AGAの影響を受けづらい後頭部や側頭部の髪の毛を使用するからです。

ただし、すでに生えている髪の毛には影響を与えるため、AGAの治療を行わないと薄毛はさらに進行してしまうでしょう。

自毛植毛後は一時的に髪の毛が抜ける

先ほどもお伝えした通り、自毛植毛後の髪の毛は、一時的に抜けてしまいます。その原因について2つ紹介していきます。

  1. 一時的脱落
  2. ショックロス

一時的脱落

まず、一時的脱落です。一時的脱落とは、自毛植毛の1〜3ヶ月後に、移植した髪の毛が抜け落ちる現象のことです。

抜け落ちたために薄毛進行を不安視されやすいですが、移植した細胞が生着したときの自然現象ですので問題ありません。

脱落後は新しい髪の毛が生成され、通常のヘアサイクルに戻ります。

ショックロス

そして、手術や麻酔が原因として既存の髪の毛が抜け落ちるショックロスもあります。

ショックロスと呼ばれる現象の正式な医学用語は「手術後に見られる既存毛の一時的な抜け毛の増加」です。つまり、一時的なものであるため、心配する必要はありません。

また、抜け落ちるのは全体の10〜15%程度であり、気になる量でもないです。

半年〜1年程度で元の状態に戻るため、安心してください。

自毛植毛した髪の寿命を延ばすためにできること

では最後に、自毛植毛した髪の寿命を延ばすためにできる3つのことを紹介します。

  1. 信頼できるクリニックを見つける
  2. 術後は髪が生着するまで安静にしておく
  3. 生活習慣を整えてヘアサイクルを乱さない

信頼できるクリニックを見つける

まず、自毛植毛をお任せするうえで、信頼できるクリニックを見つけましょう。

自毛植毛の成果は、施術する担当医にかかっていると言っても過言ではありません。そこで事前に過去の施術事例や症例件数、実際の口コミを確認しましょう。

例えば、施術だけでなく診察やアフターケアも丁寧に行っていれば、安心感があります。それは症例件数の多さからもうかがえるでしょう。

国内に限らず、海外のクリニックも視野に入れてリサーチして、信頼できるクリニックを探してみてください。

術後は髪が生着するまで安静にしておく

自毛植毛は、手術を受けた部分に負担がかかります。術後2週間程度は、髪が生着するまで安静にしておきましょう。

手術箇所のシャンプーの使用を避けたり、タオルでゴシゴシ拭かずに押し当てたりし、なるべく刺激が加わらないように注意してください。

植毛後のシャンプーやヘアケアは、専門クリニックの指示に従いましょう。

生活習慣を整えてヘアサイクルを乱さない

また術後は、生活習慣を整えてヘアサイクルを乱さないようにしてください。

手術後における髪の毛の細胞は完全には生着していません。そこで、喫煙や過度な飲酒といった血流を高める行為や血流を阻害する行為は避けてください。

喫煙や飲酒を控える、激しい運動をしない、ストレスを溜めないなど、生活習慣を整えることも髪の毛の維持には大切です。

まとめ:自毛植毛は10年後も健全に保てるクリニックを見つけよう!

自毛植毛は、自身の髪の毛を使用するため、10年後も健全な状態を保てます。しかし、優良なクリニックでなければ生着率が低く、高い効果は得られません。

そこで、国内外問わず、技術力の高いクリニックを見つけることが大切です。

薄毛の窓口では、海外にある高品質な植毛専門クリニックと提携した海外植毛サービスを提供しています。

施術後の生活が生着率に大きく影響するため、毛髪診断士による1年間の徹底フォローや無料再手術保証制度など、アフターサポートも充実。

日本国内よりも低価格であり、言語も壁もありません。これから植毛を考えるなら、多くの芸能人にも選ばれている当サービスがおすすめです。

ぜひお気軽にご相談ください。

【記事監修医】山本 光宏|やまもと形成外科クリニック院長
形成外科・美容外科・自毛植毛など幅広い治療実績を持つ【略歴】1985年長崎大学医学部卒業、同大学形成外科教室および関連病院にて研修/1994年から3年間オーストラリア留学/1999年やまもと形成外科クリニックを開設/形成外科・美容外科をはじめ美容皮膚科の治療も積極的に行っている。日本形成外科学会専門医。皮膚腫瘍外科指導医。記事監修のみ担当