U字ハゲとは?M字やO字ハゲとの違いや原因・4つの治療方法を解説

2023.05.01

2023.03.29

コラム

「U字ハゲとはどのような状態なの?」
「U字ハゲを治療する方法を知りたい」

U字ハゲは前頭部から頭頂部にかけて地肌が見えている、深刻な薄毛の状態です。しかし、適切な対策や治療により、U字ハゲは改善できます。

そこで本記事では、U字ハゲについて他の薄毛と比較しながら紹介していきます。対策・治療方法もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事で紹介しているサービスは校正医師とは関係ありません。

U字ハゲとは

U字ハゲとは、生え際から頭頂部にかけて地肌が見えている状態のことです。上から見ると薄毛がU字に進行しています。

U字ハゲは薄毛の中でも地肌が広範囲に見えるため、どの角度からも薄さがわかり、進行している状態です。

M字ハゲとの違い

M字ハゲは、左右の生え際が後退することにより、正面からみた時におでこがM字型に見える薄毛を指します。

おでこの範囲が徐々に拡大しているなら、M字ハゲの疑いがあり、進行するとU字ハゲへと広範囲に広がっていきます。

O字ハゲとの違い

O字ハゲとは、頭頂部のつむじ周辺から薄毛が進行し、頭を上部から見た際にOの形に見える状態を指します。

O字ハゲによって露出する地肌の面積が広がると、頭頂部とおでこの地肌部分がつながりU字ハゲへと進行します。

U字ハゲになる5つの原因

U字ハゲは薄毛の進行が深刻な状態であるため、早期に原因を突き止めることが大切です。そこで、U字ハゲに進行する5つの原因について紹介していきます。

  1. AGA
  2. 食生活の乱れ
  3. 睡眠不足
  4. 誤ったヘアケア
  5. 遺伝

AGA

まず、U字ハゲの原因として、AGAが考えられます。

AGAとは、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れが引き起こす男性型脱毛症のことです。生え際と頭頂部の薄毛が進行しやすいのが特徴です。

年齢を問わず発症する恐れがあり、20代や30代の若い時期からU字ハゲに悩まされている場合は、AGAが原因である可能性が高いでしょう。

食生活の乱れ

食生活の乱れもU字ハゲを引き起こす可能性があります。

栄養バランスの偏った食事ばかりが続くと、髪の毛の生成に必要な栄養素を摂取できないため、髪の毛が成長しません。

また、脂質を摂取しすぎてしまうと皮脂が過剰に分泌されてしまうため、髪の毛が育ちづらい頭皮環境が生まれてしまいます。

睡眠不足

睡眠不足もU字ハゲを引き起こす恐れがあります。

髪の毛の生成に必要な成長ホルモンは、睡眠中の副交感神経が優位にはたらく時に分泌されます。

そこで、十分な睡眠時間を確保できず、浅い睡眠が続くと薄毛の進行に拍車をかけるでしょう。

誤ったヘアケア

誤ったヘアケアも、間接的にU字ハゲへとつながります。

誤った髪や頭皮のケアの実践は、かえって地肌を傷つけたり、過剰に皮脂分泌を起こしたりと逆効果です。

誤ったヘアケアとは、主に以下のとおり。

  • 1日2回以上のシャンプー
  • 刺激に強いシャンプーの使用
  • 頭皮に合わない育毛剤の使用
  • ドライヤーの当て方

誤ったヘアケアの実践は、頭皮の乾燥やかやみの原因になるため注意しましょう。

遺伝

薄毛になりやすい体質の遺伝によって、U字ハゲが起こる可能性もあります。

前述したAGAは、遺伝によって発症することも多いです。特に、母方の親族に薄毛の人がいる場合、AGAは遺伝しやすいと言われています。

U字ハゲの対策方法

では、U字ハゲはどのように対策すればよいのでしょうか。U字ハゲの主な対策方法として挙げられるのは以下の5つです。

  1. AGA治療を受ける
  2. 食生活を見直す
  3. 十分な睡眠をとる
  4. 正しいヘアケアを行う
  5. 頭皮マッサージで血行促進を図る

AGA治療を受ける

AGA治療を受けることで、U字ハゲを解消できる可能性があります。

AGA専門クリニックでは、内服をはじめとした様々な薄毛治療が受けられます。自身の症状や体質に合った治療を受けられるため、発毛効果を実感できるでしょう。

食生活を見直す

食生活を見直すのも、U字ハゲを対策するうえで重要です。

髪の毛の生成や成長には、たんぱく質やビタミン、亜鉛などの栄養素が必要です。これらを食事でバランス良く補うことで、髪の毛の生成と発毛を促進させる頭皮環境を築けます。

十分な睡眠をとる

十分な睡眠もU字ハゲの対策には必須です。

睡眠中の成長ホルモン分泌を促すためには、質の良い睡眠をとる必要があります。就寝直前の食事や入浴、スマホの使用などを控え、スムーズに入眠できるように努めましょう。

また、リラックス効果のあるハーブティーの摂取入浴後のストレッチなども、質の高い睡眠をとるうえでおすすめです。

正しいヘアケアを行う

正しいヘアケアを行うことで、薄毛進行の抑制につながります。

正しいヘアケアの具体例は以下のとおり。

  • 低刺激なアミノ酸シャンプーを使用する
  • 38℃のお湯で洗う
  • トリートメントとコンディショナーを使い分ける
  • タオルドライでゴシゴシ拭かない
  • ドライヤーは15〜20cm離してかける
  • ブラッシングは毛先から通す

このような正しいヘアケアを意識しながら実践してみてください。

頭皮マッサージで血行促進を図る

頭皮マッサージで血行促進を図るのも、U字ハゲの対策として有効です。

頭皮が血行不良に陥っていると髪の毛に十分な栄養が送られず、抜け毛の増加を引き起こしかねません。

頭皮マッサージを習慣化することで、頭皮への血流を増やし、髪が抜けづらい頭皮環境を生み出せます。

U字ハゲの治療方法4つ

では最後に、U字ハゲの治療方法4つについて紹介していきます。

  1. 内服薬
  2. 外服薬
  3. 注入薬
  4. 自毛植毛

内服薬

U字ハゲの治療として最もポピュラーな方法が、内服薬の服用です。

内服薬は大きく抜け毛を抑制するものと、発毛を促すものの2つに分けられます。U字ハゲのような深刻な薄毛治療では、一般的に抜け毛予防と発毛を並行して行います。

代表的な内服薬として、プロペシアザガーロが挙げられます。

外服薬

また、ミノキシジルのような外用薬を塗布する治療方法もあります。

U字ハゲの治療を行う場合は、より高い発毛効果を実現するために、内服薬と併用して使われることも多いです。該当箇所に直接塗布するため、内服薬よりも発毛効果を実感しやすいでしょう。

実際に、日本皮膚科学会のガイドラインでも推奨度Aランクと評価される治療法です。

注入薬

U字ハゲの治療には、注入薬も効果的です。

育毛成分が配合されている薬を、注射器で頭皮に注入することで、患部に直接働きかけます。そのため、内服薬や外用薬だけを用いた薄毛治療よりも、発毛効果を速く実感できる可能性が高いです。

主な注入薬には、メソセラピーHARG療法が挙げられます。

自毛植毛

自毛植毛は、自分の髪の毛を組織ごと薄毛の進行部分へ移植する治療方法です。

自毛植毛は自身の組織を移植するため、拒絶反応が起こる可能性はほとんどありません。また、髪の毛が生えていない箇所への移植もできるため、薬を用いた治療よりも確実に発毛を実感できます。

移植した髪の毛は、抜け落ちても正常なヘアサイクルに基づいて生え変わるため、定期的なメンテナンスも必要ないです。

まとめ:U字ハゲの治療は海外植毛の薄毛の窓口にお任せ

U字ハゲは、薄毛が広範囲に広がり、進行している状態です。よって周囲からの視線も気になるでしょう。

だからこそ、早めの対策や治療が欠かせません。AGA治療や自毛植毛など、原因に適した治療法を検討してみてください。

薄毛の窓口では、自毛植毛の中でも海外植毛に特化したサービス。海外のクリニックでは、技術力が高いうえに国内よりも安価に受けられます。

加えて、施術後の全額返金保証や1年間のアフターサポートがあるため、失敗する恐れもほとんど要りません。

LINEやメールにて無料相談も可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【記事監修医】山本 光宏|やまもと形成外科クリニック院長
形成外科・美容外科・自毛植毛など幅広い治療実績を持つ【略歴】1985年長崎大学医学部卒業、同大学形成外科教室および関連病院にて研修/1994年から3年間オーストラリア留学/1999年やまもと形成外科クリニックを開設/形成外科・美容外科をはじめ美容皮膚科の治療も積極的に行っている。日本形成外科学会専門医。皮膚腫瘍外科指導医。記事監修のみ担当