白髪の人がはげないに医学的根拠はなし!白髪と薄毛の関係性を徹底解説

2023.05.07

2023.03.29

コラム

「白髪が生えているからはげる心配はないだろう」
「白髪を防ぐ方法があるなら知りたい」

「白髪が生えている人ははげない」という噂を聞いたことがある人は少なくないでしょう。しかし、実際のところ、白髪と薄毛にはどのような関係性があるのでしょうか。

本記事では、白髪が生えるメカニズム白髪と薄毛の原因、対処法を解説します。正しい白髪ケアも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

※本記事で紹介しているサービスは校正医師とは関係ありません。

「白髪の人ははげない」に医学的根拠はない

白髪と薄毛には直接的な関係はないため「白髪の人ははげない」という話には医学的根拠はありません。

むしろ、白髪の増加と薄毛の進行には共通点があるため、白髪が増えると薄毛になるリスクがあります。

白髪が生えるメカニズム

白髪が生える原因は、髪の色素であるメラニンが生成されないことや、それが毛母細胞までうまく運ばれないこと。

メラニンが生成されない原因は、まだ明らかになっていない部分が多いです。しかし、遺伝的な要素やストレス、自律神経の乱れなどがメラニン生成を抑制する原因と考えられています。

また、メラニンの生成や運搬にはタンパク質をはじめとした栄養素が必要です。頭皮や髪の毛の栄養が不足していると、メラニンが正常に生成されず、白髪が生えてしまうでしょう。

白髪と薄毛になる共通の原因

白髪と薄毛の原因にはどのような共通点があるのでしょうか。

主に挙げられるのは、以下の3つです。

  1. 偏った食生活
  2. 睡眠不足
  3. 過度なストレス

偏った食生活

偏った食生活は、白髪と薄毛の両方の原因になり得ます。

野菜を摂らず、炭水化物や脂質ばかりの食生活だと、発毛やメラニン生成のための栄養が不足します。

また、脂質の多い食事は、皮脂を過剰に生み出す原因にもなるため、頭皮のベタつきを引き起こしかねません。

睡眠不足

睡眠不足や質の悪い浅い睡眠も、白髪と薄毛になる原因の一つです。

発毛を促す毛母細胞の活動やメラニン色素の生成は、睡眠中の副交感神経が優位に働く間に行われます。

そのため、十分な睡眠を確保できないと、髪の毛の生成や修復に異常をきたします。

過度なストレス

日常的に過度なストレスにさらされることも、白髪と薄毛の原因になります。

ストレスを溜め込みすぎてしまうと、血液循環が悪くなってしまいます。血液の流れが悪いと頭皮に十分な血液が流れず、髪の毛の成長に必要な栄養も行き届きません。

また、ストレスには髪の毛の老化を速める作用もあります。そのため、白髪や薄毛を進行させるだけでなく、髪の毛の太さを細くしてしまう可能性があります。

白髪と薄毛を防ぐ対策法

では、白髪と薄毛を同時に防ぐにはどのような対策を取れば良いのでしょうか。代表的な対策として挙げられるのは以下の3つ。

  1. 食生活を改善する
  2. 質の高い睡眠を取る
  3. ストレスを発散する

食生活を改善する

白髪と薄毛を防ぐためには、食生活の改善が効果的です。

髪の毛の生成にはタンパク質やビタミン、亜鉛をはじめとしたミネラルが欠かせません。髪の毛の成長に必要な栄養素をバランス良く摂取することが、白髪と薄毛を防ぐことにつながります。

また、メラニンの生成にはチロシンが酸化された、チロシナーゼと呼ばれる酵素が必要です。チロシンは大豆製品や魚介類、チーズ、アボカドなどに豊富に含まれています。

質の高い睡眠を取る

質の高い睡眠も、白髪と薄毛を防ぐために必要不可欠です。

スムーズな入眠を促す具体的な行動例は以下のとおり。

  • 就寝3時間前までに食事や入浴をすませる
  • 入浴後にストレッチを行う
  • 就寝前にリラックス効果のあるハーブティーを飲む
  • 就寝1時間前はスマホやパソコンの画面を見ない

なお、最適な睡眠時間は人によって異なりますが、6〜8時間の睡眠時間が理想とされています。

ストレスを発散する

ストレスをためこまず、定期的に発散させることも白髪や薄毛の対策になります。

休日に趣味を楽しんだり、友人と食事に行ったりなど、心を穏やかにできるような時間を作ることが大切です。

また、適度な運動もストレス発散に有効です。日中の運動はスムーズな入眠を促す効果もあるため、ストレス発散だけでなく質の良い睡眠にもつながります。

白髪を抜くとはげる可能性が高まるため注意!

白髪が目立つのを嫌って抜いてしまうと、薄毛が進行してしまう恐れがあります。白髪を抜くことがはげにつながる理由は、大きく以下の2つ。

  1. 毛根を傷つけてしまう
  2. 毛穴が収縮してしまう

毛根を傷つけてしまう

白髪を抜くと毛根が傷ついてしまい、正常に働かなくなるリスクがあります。

髪の毛は毛根にある毛乳頭と呼ばれる部位から、毛母細胞へ栄養が運ばれることで成長します。しかし、髪の毛を無理やり抜いてしまうと毛乳頭がちぎれてしまい、発毛が止まってしまう恐れがあります。

そのため、白髪を抜くと毛乳頭が傷つけられ、正常に発毛しない恐れがあります。

毛穴が収縮してしまう

白髪を抜くと、毛穴が収縮してしまいます。

白髪を繰り返し抜くと、髪の毛が生えていた毛穴は長期間髪の毛が生えていない状態になります。毛穴から髪の毛が生えていない期間が長くなると、その毛穴は次第に塞がってしまいます。そして毛穴が完全に塞がれば、新しい髪の毛は生えてきません。

そのため、白髪を抜いてしまうと、白髪を抜いた毛穴から発毛しなくなる恐れがあります。

白髪で悩んだときにすぐできる正しい対処法2選

では、白髪はどのように対処するのが正しいのでしょうか。白髪の正しい対処法の代表例は以下の2つです。

  1. 根元から切り取る
  2. 白髪染めをする

根元から切り取る

白髪を取り除きたい場合は、根元から切り取るようにしましょう。

白髪を切るだけなら毛根は傷つきません。切り取るだけなら白髪が気になった際に手軽に実行できるため、おすすめの白髪対処法です。

白髪染めをする

白髪染めをするのも白髪の対処法の一つです。

髪の毛を染めること自体は、発毛を抑制する直接的な原因にはなりません。ただし、白髪染めに使用されている薬剤が頭皮や髪の毛にダメージを与える可能性はあります。

白髪染めの使用を検討する場合は、自身の体質をよくチェックした上で使うようにしましょう。

まとめ:白髪やはげに悩んだら正しい対策を取ろう!

「白髪が生えているからはげない」という噂に医学的根拠はありません。むしろ、白髪と薄毛の原因には共通点があるため、白髪が生えていても薄毛になる可能性は十分にあります。

白髪や薄毛に悩んでいる場合は、本記事で紹介した対処法を実行してみましょう。

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【記事監修医】山本 光宏|やまもと形成外科クリニック院長
形成外科・美容外科・自毛植毛など幅広い治療実績を持つ【略歴】1985年長崎大学医学部卒業、同大学形成外科教室および関連病院にて研修/1994年から3年間オーストラリア留学/1999年やまもと形成外科クリニックを開設/形成外科・美容外科をはじめ美容皮膚科の治療も積極的に行っている。日本形成外科学会専門医。皮膚腫瘍外科指導医。記事監修のみ担当