M字はげは生まれつき?そのまま放置したら危険!生え際が後退する理由と対策方法

2023.04.22

2023.03.29

コラム

「生え際が生まれつきM字型の人もいるの?」

「生え際がM字型の薄毛は対策できるの?」

鏡を見るたびに生え際が後退していて、気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、M字はげの見分け方や原因、対策方法について解説していきます。「もしかしたら、M字はげかも?」と心配されている方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事で紹介しているサービスは校正医師とは関係ありません。

M字はげが生まれつきなら富士額!

もし、生まれつき生え際がM字の場合は、富士額と呼ばれます。つまり、M字はげではないので安心してください。

M字はげは、加齢に伴って進行していくため、生まれつき起こるものではありません。

生まれつきの富士額であれば、薄毛の進行ではないため、治療する必要もないでしょう。

M字はげか生まれつきかを見分ける4つの方法

では、M字はげか、生まれつきの富士額なのかを見分ける4つの方法を紹介します。

  1. 昔の写真と比較する
  2. 生え際の毛髪の質を見る
  3. 抜け毛の量をチェックする
  4. 親族にM字型薄毛の人がいる

昔の写真と比較する

まず、昔の写真と比較してみましょう。

もし生まれつきの富士額なら、昔の写真でも額の形がM字型となっており、今と変化はありません。

もし、昔の写真よりも生え際の後退が確認できたら、M字はげの可能性が考えられます。

生え際の毛髪の質を見る

もし、写真がない場合の方法として、生え際の毛髪の質をチェックしてみましょう。

もし髪質が太くしっかりと生えている場合は、生まれつきの富士額である可能性が高いです。一方、柔らかく細い毛が多い場合は、M字はげの進行が疑われます。

細く弱った髪の毛は抜け毛につながるため、放置しておくとM字はげが進行していく可能性が高いでしょう。

抜け毛の量をチェックする

また、抜け毛の量をチェックする方法もあります。

もし、抜け毛の量が多い場合、後天的なM字はげの可能性が高いでしょう。

一般的に髪の毛は1日あたり50〜100本ほど抜けるとされています。もしそれ以上の抜け毛が確認された場合は、M字はげが進行している疑いがあります。

親族にM字型薄毛の人がいる

もし、自分の髪の毛をチェックしてもイマイチ違いがわからない場合は、親族にM字型薄毛の人がいるか確認してみましょう。

両親や兄弟に富士額がいるなら、自身も生まれつきの可能性があります。一方、M字はげが進行している方がいれば、自分も遺伝している可能性が考えられます。

M字はげの薄毛が進行する原因

それでは、M字はげの薄毛が進行する2つの原因を紹介します。

  1. AGA(男性型脱毛症)
  2. 牽引性脱毛症

AGA(男性型脱毛症)

M字はげが進行する原因としてまず考えられるのが、AGA(男性型脱毛症)です。AGAとは男性の薄毛の一種で、頭頂部または前方の髪の毛が徐々に薄くなる症状のことです。

遺伝的な要因も関係しており、家族にM字はげの人がいる場合、自分自身も発症する可能性が高くなります。

AGAが発症した場合、放置はもちろん市販の育毛剤を使用しても改善はされません。

AGAは早期発見と治療が必要なので、M字はげが気になり出したら専門クリニックに相談しましょう。

牽引性脱毛症

また、牽引性脱毛症も考えられます。

牽引性脱毛症とは、髪の毛を引っ張る力が長期間加わることで、抜け落ちたり薄くなったりする症状のことです。髪を引っ張るヘアゴムやカチューシャ、三つ編みなどによる頭皮への負荷が原因で、抜け毛につながります。

牽引性脱毛症は、AGAとは違い、ヘアスタイルを変えることで改善が可能です。

もし、頭皮への負荷をなくしても抜け毛が進行する場合は、専門クリニックに相談してみてください。

生まれつきではないM字はげの5つの対策方法

では、生まれつきではないM字はげの対策方法として、5つ紹介していきます。

  1. 生活習慣を見直す
  2. ヘアスタイルを変える
  3. 正しいヘアケアをする
  4. 頭皮マッサージをする
  5. ストレスを発散する

生活習慣を見直す

まず、生活習慣を見直しましょう。

特に偏った食生活や睡眠不足、喫煙や過度な飲酒は、髪の生成を阻害し、血行不良になるなど悪影響を与えます。頭皮環境の悪化は、M字はげを加速させかねません。

栄養バランスの良い食生活や良質な睡眠、適度な運動を行うなどの健康的な生活を意識して送りましょう。

ヘアスタイルを変える

ヘアスタイルの変更は、牽引性脱毛症を回避し、M字はげの進行を抑制できます。

特に、オールバックをはじめとする前髪に負荷がかかるヘアスタイルは、M字はげを促進させかねません。

前髪にかかる負荷を軽減できるヘアスタイルで過ごすといいでしょう。

正しいヘアケアをする

M字はげだけでなく薄毛対策には、正しいヘアケアが大切です。正しいヘアケアをすることで、健康な頭皮環境を維持できます。

例えば、地肌に合ったシャンプーの使用や洗う頻度、ドライヤーの温度や風量などには注意しましょう。

誤ったヘアケアは、逆に頭皮環境の悪化に導き、M字はげや薄毛が進行してしまう可能性があるので注意してください。

頭皮マッサージをする

頭皮マッサージは、血行を良くする効果が期待できます。頭皮環境を整えられるので、M字はげの進行を遅延させられます。

頭皮マッサージを行うときは、指の腹で優しくマッサージするか、もしくは専用のマッサージ器具を使う方法があります。

朝やお風呂上がりなどのタイミングで、頭皮マッサージを行いましょう。

ストレスを発散する

ストレスの適度な発散も、M字はげの対策として有効です。

そもそも過剰なストレスは、自律神経やホルモンバランスの乱れを引き起こし、薄毛の原因になります。

ストレスを発散させる方法として、適度な運動や瞑想などが効果的です。

また、ストレス発散方法として、リラックスできるような趣味を作っておくといいでしょう。

生まれつきではないM字はげの治療方法は自毛植毛一択!

生まれつきではないM字はげの治療は、自毛植毛一択です。というのも、自毛植毛なら生えていない部分にも治療ができ、すぐに効果を実感できるからです。

AGA治療は、薄毛進行の抑制が期待できるものの、生えていない部分に効果はありません。

一方自毛植毛は、自身の健康な髪の毛を移植するため、自然な仕上がりをすぐに実感できます。自分の髪の毛なので、拒絶反応もほとんどありません。

国内での自毛植毛は治療費が割高ですが、海外での施術ならコストを下げつつ、品質の高い植毛が受けられます。

クリニックを選定すれば、成果の高い施術が受けられるでしょう。

まとめ:生まれつきではないM字はげなら早急に改善しよう!

M字はげが生まれつきの富士額ではない場合、早期に治療することが大切です。

生活習慣の見直しや正しいヘアケア、ストレス発散など、さまざまな対策がありますが、M字はげの根本的な改善にはつながりません。

そこでおすすめの治療法が自毛植毛です。自毛植毛は自身の髪の毛を用いるため、副作用のリスクが少なく、治療薬の使用よりも効果が実感できる期間も早いです。

ただし、自毛植毛の施術は、国内だと数百万円かかります。通院はしやすいのですが、金銭的に高いため通いづらい側面があります。

そこで検討していただきたいのが、海外植毛です。

薄毛の窓口では、低価格で高度な施術を可能にした海外植毛に特化したサービスを提供しています。さらに毛髪診断士による1年間の徹底したフォローをはじめ、充実したサポート体制なので、海外で自毛植毛治療を受けても安心!

M字はげに悩んでいる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【記事監修医】山本 光宏|やまもと形成外科クリニック院長
形成外科・美容外科・自毛植毛など幅広い治療実績を持つ【略歴】1985年長崎大学医学部卒業、同大学形成外科教室および関連病院にて研修/1994年から3年間オーストラリア留学/1999年やまもと形成外科クリニックを開設/形成外科・美容外科をはじめ美容皮膚科の治療も積極的に行っている。日本形成外科学会専門医。皮膚腫瘍外科指導医。記事監修のみ担当