「抜け毛がひどいのはどうして?この抜け毛は正常?」
「最近シャンプー中の抜け毛が多い気がする」
「抜け毛が増える原因が知りたい」
このような悩みを抱える方も、多いのではないでしょうか?
シャンプーをするたびに、抜け毛が指に絡んで心配な方も多いと思います。
本記事では、抜け毛がひどいときのチェックポイント、原因や対策方法を解説していきます。「はげてしまうのだろうか…」と不安のある方は、ぜひ参考にしてください。
コンテンツ目次
抜け毛がひどいと思ったら抜けた髪をチェック
抜け毛がひどいと思ったら、3つのポイントをチェックしてください。
- 1日あたりの抜け毛の本数
- 抜け毛の太さ
- 毛根の形状
1日あたりの抜け毛の本数
一般的な日本人の髪の毛は約10万本あり、1日に50〜100本前後が自然に抜けて、100本前後が毎日再生されてます。
しかし、秋〜冬にかけては多い日には1日100〜150本抜けることも…。まだ原因はわかっていませんが、夏の紫外線の影響や乾燥による頭皮のダメージだと言われています。もし1日の抜け毛が極端に多くなったら要注意です。
抜け毛の太さ
抜け毛の太さを確認すると、自然脱毛か異常脱毛なのかがわかります。自然脱毛であればある程度の太さはありますが、異常脱毛の場合は細く弱々しくなっています。
抜け毛を確認して、毛が途中で極端に短くなっていたら、ヘアサイクルの乱れが考えられます。
毛根の形状
健康な髪の毛根は、マッチ棒のように丸みを帯びています。しかし、トラブルがある場合は以下の状態が見られます。
- 他の髪に比べて形状が変化している
- 毛根が痩せ細っている
これらの状態が見られれば、抜け毛が増えている可能性があります。
抜け毛がひどい時に考えられる6つの原因
抜け毛がひどいときに考えられる6つの原因を紹介します。
- 加齢による影響
- 生活習慣の乱れ
- 長年紫外線を浴びてきた
- 誤ったヘアケア
- AGA(男性型脱毛症)
- ホルモンバランスの乱れ
1.加齢による影響
年齢とともに頭皮も老化して少しずつ硬くなっていきます。頭皮が硬くなると、血行が悪くなり毛根に必要な栄養が届きにくくなります。
毛根に栄養が届きにくくなると、髪の毛が成長しにくくなり抜け毛が増えてきます。老化を止めることはできませんが、生活習慣やヘアケアを意識することで改善することができます。
2.生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れは、ヘアサイクルに大きな影響を与え、健康な髪の毛が育ちにくくなります。
生活習慣の乱れとして、気をつけたいポイントは大きく5つあります。
- 過度のアルコール摂取
- 運動不足
- 喫煙
- 睡眠不足
- ストレス
抜け毛が多いと感じる場合は、これらの生活習慣を見直しましょう。
3.長年紫外線を浴びる
頭皮が長時間紫外線を浴びると、乾燥して硬くなり血行が悪くなります。
帽子や頭皮用の日焼け止めを使って頭皮を紫外線からしっかり守り、抜け毛を予防しましょう。
4.誤ったヘアケア
自分に合わないヘアケアを行っていると抜け毛の原因になります。
誤ったヘアケアとは、具体的に以下の通りです。
- シャンプーでの過剰な頭皮の洗浄
- 髪の自然乾燥
- 頻回な洗髪
- ドライヤーの当て過ぎる
- 肌に合わない育毛製品の使用
当てはまることがあったら、見直してみましょう。
5.AGA(男性型脱毛症)
成人男性の抜け毛の原因の多くはAGA(男性型脱毛症)で、男性ホルモンの一種がヘアサイクルを乱すことで起こると言われています。
20代から発症して、加齢とともに症状がひどくなり、放置していると徐々に進行していきます。
自然に治ることはありませんので、気になる方は早めに専門医に相談しましょう。
6.ホルモンバランスの乱れ
女性は30〜40代にかけて抜け毛が多くなり、髪も乾燥してツヤがなくなってきます。また、産後や更年期になると特に抜け毛が増えてきます。
原因としては、年齢に伴う女性ホルモンのバランスの乱れが挙げられます。
抜け毛がひどいと感じたときの対策と予防法4選
抜け毛がひどいと感じたときはどのような対策を取れば良いのでしょうか。主な対策方法を4つ解説していきます。
- 生活習慣を見直す
- 頭皮マッサージを取り入れる
- 頭皮に合ったヘアケア商品を利用する
- 美容師や専門医に相談する
生活習慣を見直す
生活習慣の乱れはヘアサイクルに影響を与えます。栄養バランスを考えた食事や規則正しい生活を送ることを意識しましょう。
また、1日6時間以上の睡眠をとることが、抜け毛対策となります。さらに、週に1〜2回ほどの軽い運動も血流を良くし、抜け毛予防となります。
頭皮マッサージを取り入れる
頭皮マッサージを行うことで頭皮の血行が良くなり、毛根に必要な栄養が届きます。
お風呂上がりに5〜10分ほど頭皮をほぐすようにマッサージするといいでしょう。
頭皮に合ったヘアケア商品を利用する
シャンプー、トリートメントやヘアケア商品の成分が頭皮に合っていない場合もあります。
いつも使用しているヘアケア商品を見直すことも、抜け毛対策として有効です。
美容師や専門医に相談する
抜け毛が気になりだしたら自分では判断せずに、美容師や専門医に相談しましょう。
一時的な抜け毛であるか、AGAを発症しているかは個人では判断できません。
自分で判断してしまうと正しい対策も取れないため、髪の毛や頭皮に詳しい美容師や専門医に相談してみてください。
まとめ:抜け毛がひどいなら生活習慣を見直しつつ、美容師や専門医に相談しよう
抜け毛がひどいと感じたら、1日あたりの本数、髪の太さや形状を確認してみてください。
もし薄毛が進行していると思われたら、原因の解明と対策が必要です。
本記事で紹介した対策方法を実践しつつ、薄毛に不安を感じたら「あのとき対策しておけば…」と後悔しないためにも、美容師や専門医へ相談しましょう。