自毛植毛の失敗やトラブルを防ぐには?予防策とクリニックの選び方を解説

2023.04.13

2023.03.29

コラム

「植毛で失敗したくない…」

「植毛で失敗しない方法が知りたい!」

植毛は直接髪の毛を移植する施術であるため「失敗したら取り返しがつかなくなるのでは?」と心配しているのではないでしょうか。

そこで本記事では、自毛植毛でよくある失敗例から失敗を防ぐためのポイントから自毛植毛を成功させるクリニックの選び方まで解説していきます。

失敗するのが怖くて自毛植毛になかなか手を出せない方はぜひ参考にしてください。

※本記事で紹介しているサービスは校正医師とは関係ありません。

自毛植毛でよくある4つの失敗例

自毛植毛でよくある4つの失敗例を紹介していきます。

  1. 毛根が生着しない
  2. 傷跡が目立つ
  3. 不自然な仕上がりになる
  4. AGAが進行し髪の毛のバランスが悪くなる

毛根が生着しない

よく見られる失敗例として、毛根が生着しないことが挙げられます。

自毛植毛は、自分の髪の毛を使用するため拒絶反応がほとんどないのが特徴ですが、全ての髪の毛が生着するとは限りません。

事実、移植した毛のうち10%は抜け落ちてしまうと言われています。

生着の割合は、移植する毛根の選定、採取方法や植え付け技術などはクリニックにより異なります。

傷跡が目立つ

また、メスを行うFUSS法やロボットによる施術では、傷跡が目立ちやすいです。

側頭部や後頭部などにメスを入れたときの傷跡から、毛髪の採取痕が残り、頭皮のデコボコや採取部分が気になる方も多いでしょう。

傷跡が目立つ

移植する毛根は、薄毛の影響を受けにくい側頭部や後頭部からメスを用いて採取します。

採取部は縫合しますが、傷跡が目立つこともあります。

不自然な仕上がりになる

不自然な仕上がりになる例もあります。

髪の毛の生え方や密度は、生え際、後頭部やつむじ周辺などで異なり、個人差もかなりあります。そのため、患者さまの希望されるヘアスタイルにするには移植部位に適した毛根を選んで植毛をしなければいけません。

バランスを考えずに施術を行うと、頭頂部はフサフサなのに生え際はスカスカといった状態にもなり得るでしょう。

AGAが進行し髪の毛のバランスが悪くなる

AGAが進行している場合、髪の毛全体のバランスが悪くなることがあります。

移植した毛には、AGAの影響はありません。ですが、元々生えている髪の毛には大きな影響を与えます。

そのため、植毛直後はバランスが良かったのに、しばらくしてまばらになる場合もあります。

自毛植毛の失敗を防ぐ3つのポイント

自毛植毛の失敗を防ぐための3つのポイントについて解説していきます。

  1. 技術力の高いクリニックを選ぶ
  2. 植毛を一度で完了させようとしない
  3. AGA治療薬などで薄毛の進行を抑える

技術力の高いクリニックを選ぶ

自毛植毛の失敗を防ぐためには、技術力の高いクリニックで治療を受けることがポイントです。

クリニックを選ぶ際は、以下の項目を確認してください。

  • 担当医の経歴
  • 施術プラン
  • 適切な料金設定
  • これまでの実績
  • アフターフォロー

クリニックの公式ホームページで、上記のポイントを事前に確認しておきましょう。

植毛を一度で完了させようとしない

自毛植毛は、一度で多くの毛根を植え付けられますが、術後の腫れや痛みなどが強くなると頭皮に過度な負担をかけてしまいます。

自毛植毛の成功率を高めるためには、適度な間隔で2回以上に分けて施術を検討しましょう。

AGA治療薬などで薄毛の進行を抑える

自毛植毛は、毛数を増やすことはできますが、植毛部分にAGAが進行していると薄毛になる可能性があります。

抜け毛を防止するためにも、自毛植毛前後にAGA治療を受け、薄毛の進行を抑えることが大切です。

治療薬は医師の指導のもと、正しい使用方法で服用してください。

自毛植毛で失敗しないクリニックの選び方4つ

自毛植毛で失敗しないクリニックの選び方4つを紹介します。

  1. カウンセリングを重視しているクリニックを選ぶ
  2. 治療実績が豊富なクリニックを選ぶ
  3. アフターケアを丁寧に行うクリニックを選ぶ
  4. 国内だけでなく海外植毛を検討してみる

1.カウンセリングを重視しているクリニックを選ぶ

自毛植毛は、生え際や頭頂部など生える箇所によって、毛量や密度、生え方は異なります。そこで、カウンセリング段階で理想の完成形を共有しなければ、納得のいく仕上がりにはなりません。

自分の要望を親身に聞いてくれる、イメージ通りに仕上げてくれるクリニックがいいでしょう。

2.治療実績が豊富なクリニックを選ぶ

治療実績の豊富さも大切です。治療実績が豊富ということは、それだけ多くの方から選ばれていると言えます。

クリニックの中には、公式サイト内で施術前後の写真を掲載してるところもありますので参考にしてください。

また、実際に施術を受けた方の声もあれば安心感が持てるので、大きな判断材料になります。

3.アフターケアを丁寧に行うクリニックを選ぶ

自毛植毛は施術だけでなく、アフターケアも大切です。

自毛植毛の失敗例は、施術後にみられるケースもあります。一見施術がうまくいったように思えても、その後の生活次第では移植した髪の毛が抜ける可能性もあります。

移植後の髪の毛を長く保つためには、食事や睡眠などの日頃の生活習慣が大切。丁寧で細かいアフターケアを指導してくれるクリニックを選びましょう。

4.国内だけでなく海外植毛を検討してみる

自毛植毛は、国内だけでなく海外でも行われています。

通いやすさからは国内のクリニックが良いのですが、海外植毛の場合は施術費用が安いのが魅力です。

日本の場合、2500株の植毛で約250〜300万円かかりますが、海外では半額〜3分の1程しかかかりません。

また、技術力も高いため、海外植毛も大きな選択肢の一つとなります。

まとめ:自毛植毛の失敗をしないために自分にあったクリニックを選ぼう!

自毛植毛の失敗を防ぐためには、クリニック選びが大切です。

症例実績が豊富であり、丁寧なカウンセリングとアフターケアが充実したクリニックを選びましょう。

薄毛の窓口では、海外にあるVIP向けの高品質なクリニックと提携し、低コストで高品質な植毛治療サービスを提供しています。

自毛植毛に関する情報提供やカウンセリングが充実しているうえ、1年間全額保証制度と定着率爆上げサポートでアフターケア制度も充実。なかなか手が出せなかった植毛治療を失敗するリスクをカバーしながら行えます。

少しでも安く施術したいけど、植毛で絶対に失敗したくないと考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【記事監修医】山本 光宏|やまもと形成外科クリニック院長
形成外科・美容外科・自毛植毛など幅広い治療実績を持つ【略歴】1985年長崎大学医学部卒業、同大学形成外科教室および関連病院にて研修/1994年から3年間オーストラリア留学/1999年やまもと形成外科クリニックを開設/形成外科・美容外科をはじめ美容皮膚科の治療も積極的に行っている。日本形成外科学会専門医。皮膚腫瘍外科指導医。記事監修のみ担当